昨今、協働ロボットの注目度が上がっています。
安全柵を必要としないため、人とロボットが一緒に作業することで、重量物の搬送や部品の組み付けなど様々な作業において、作業効率を上げることが可能です。
これまでの製造現場では、ロボット化が難しい作業は人のみで行う必要がありました。人と協働できる協働ロボットにより、人はロボットに手助けをしてもらいながら作業することができ、従来よりも生産を効率化でき、省人化も可能となります。
安全機能は、第3者認定機関により、国際規格 ISO10218-1適合の安全認証を取得済みです(JIS B8433-1と同等の内容)。
また、協働ロボットにおいても、従来の黄色いロボット同様、iRVision(内蔵ビジョン)など、様々な知能化機能を使用することができます。
上記ビデオは、展示会の模様ですが、協働ロボットをパレタイジングに使用した例になります。安全柵を設置する必要がなくなり、動線を確保し、狭い出荷場を有効活用することができます。動きも滑らかでセンサを使用し安全対策を行うことで搬送スピードを上げることも可能でパレタイジング用途で活用することも十分可能です
上記動画は今お客様がご使用いただいているマシニングセンター(ロボドリル)に対し、ワークの搬入出を協働ロボットが行う事例になります。
ロボットに画像検出カメラを搭載させ、加工機側についているマーカーを検知し、ワークの搬入出に関し、位置補正を行いながらワークの出し入れを行う自動化を実現させています。
この場合ロボットの移動が容易なので、稼働させるマシニングセンターに、ロボットを配置させて自動化を実現させることが可能になります。
以上のように、協働ロボットはその特性を利用し、適用範囲を急速に拡大させています。
アイデア次第で多品種少量の生産現場においても、省人化の可能性があがります。
あらゆる生産現場の可能性を広げる協働ロボットの活用について
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